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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第24章 旅3 長い前戯



 僕は裸のままゆっくりと露天風呂に入る。

 露天風呂のある少し奥まったバルコニーに出ると、夏の夕暮れ近くの日差しが周囲の木々を照らしていて、遠くからひぐらしの声が聞こえている。

 カウチソファは、露天風呂に背を向けるように配置されているので、彼女が今、どうしているのか、直接は見えない。



 でも、僕は彼女の存在を強く意識しながら、髪や身体を洗う。



 こんな風に、全身洗うと、少し時間がかかる。それが彼女を焦らしている事を、僕は期待している。



 あんなに発情した顔をして・・・。
 僕を一生懸命に気持ち良くしてくれて、でも彼女は、さっきは、果てまで行っていない・・・。
 きっと、疼いているはずだ・・・。



 そして、僕はこの後の計画を思う。

 あんなに感じやすい彼女を、今日は焦らしに焦らしてやろう・・・。どこまで我慢できるだろう?
 どんな顔をして、どんな声で、行き果てることをねだってくるだろう・・・。

 僕は、自分でも、そんないやらしい事を考えている自分がおかしくなりながら、シャワーで全身を流し、湯船にザブンと浸かった。

 そして、彼女の白い肢体が、ゆっくりと、露天風呂の入り口になっている寝室の大きな窓の前に立つ。

 その豊かな身体から、僕は目が離せない。


 彼女は下着を外し始める。
 たわわな乳房を乗せていたブラは、後ろのホックを外すと、弾けるように足元に落ち、おっぱいがぷるんと揺れる。

 そして、僕に、その豊かな臀部を見せつけるようにこちらにお尻をぷりん、と突き出して、ゆっくりとガーターベルトを外し、ストッキングから足を抜いていく。



ああ、たまらない・・・。



 僕は瞬きすら忘れて、彼女の豊満な身体に魅入られている。



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