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第26章 旅5 イキ狂う夜

僕はそんな彼女楽しむようにゆっくりとローストビーフを口に入れ終わると、乳首についた汁を、いやらしい音を立てて吸った。



いやぁん！



　彼女は後ろ手に畳に手をついて、身体をビクビクと痙攣させている。

　まるで、もう、イッてしまったかのような反応を見せながら、でもまだ欲情しきった顔を僕に向け、喘ぐ彼女・・・。


もっと、もっと、彼女を快楽に溺れさせたい・・・。


こっちの乳首にも、あげようね?



　そう言って、今度は箸で摘んだローストビーフを、右乳首に直接載せた。



ふあっ！



　そして、また、ゆっくりとそれを口で啜りとっていく。



あぁん、あんっ！



　彼女は、後ろ手もつけなくなり、畳に倒れ込み、その衝撃で、紐を淫部に食い込ませ、身体を畳の上でひくつかせている。



(なんて、いやらしいんだ・・・彼女自身が、いやらしく、蠢く性器だ・・・)



　そんな、畳の上でひくついている彼女の、本物の性器を見たくなり、僕はその膝を開く。