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第27章 曙

　僕を魅了してやまないその女性と、その美しくていやらしい性器に、そっと僕を入れ込む・・・。



　そして、口づけをしながら、ゆっくり、深く、差し込んでいく。



ああっ・・・



　彼女の一番気持ちのいいところに、ペニスを擦りつけるよう当てると、彼女は、スローダンスを踊るように腰を蠢かす。
　僕は彼女の掌に自分の掌を乗せ、指と指を絡ませて繋ぎながら、優しいキスをして、そして深くペニスを擦り付ける。

　幸せな、幸せな、SEXだった。
　彼女が、優しい声で言う。



気持ちがよくて・・・堪らないの・・・何時間でも・・・こうしていたい・・・



　彼女は、涙を流している・・・。僕は、彼女の涙を啜る。
　そんな僕に彼女はなおも告げる。



あなたとなら・・・どこまでも・・・どんなことでも・・・できる・・・して欲しいの・・・ずっと・・・



　僕は、腰をゆっくりと動かしながら、またキスをして、言った。



いつまでも・・・幾つになっても・・・ムッツリな二人で・・・いやらしいことをしていよう・・・



　僕たちは、また、舌を絡めながら、お互いの腰を蠢かす。
　僕は幸せで、心から、この出会いを奇跡と感じながら、また快感に溺れ落ちていった・・・。