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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第29章 嵐


 車に乗る時に、彼女が一瞬動きを止める。
 確かに、車の乗り降りの時の尻を突き出すような姿勢なら、紐自体が股間に強く擦りつくだろう・・・。



あんっ・・・



 そして、小さくいやらしい息を吐いて、彼女がシートに座り込む。



 僕は車をどんどん山の奥へ走らせた。
 途中から道の舗装は無くなり、砂利道になる。

 そこもどんどん奥にいくと、片側は大きな針葉樹に囲まれ、反対側は伐採した後だろうか、広く高原が見える場所に着いた。

 僕はそこで車を止め、降りると、助手席側に周りドアを開ける。



さあ、ここにしようか。



 彼女は、僕をじっと見つめながら、僕の手を取り、ゆっくりと車から降りた。

 林道は、午後の太陽の傾きで、針葉樹の木陰になっている。

 片手にカメラバッグを持って、反対の手で彼女の腰に手を回し、ゆっくりと車から離れて林道の奥に進んでいく。

 そこは両側が大きな針葉樹があり、空はその枝で隠れ、薄暗くなっていた。



 僕はそこで、彼女にいやらしいキスをする。
 下唇を柔らかく僕の唇で挟み込みながら、舌で柔らかく舐め回す。そのあと、尖らせた舌で彼女の歯茎や口蓋を舐り廻し、突き出してきた彼女の舌を僕の舌と絡める。

 彼女は、そんないやらしいキスに身体をくねらせ、くねらせることで紐が股間に食い込むからから、喉奥でいやらしくて喘いでいた。



んぐっ・・・んんっ・・・


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