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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第7章 絆


 ドアの前で、チェックアウトまで後10分というのに、ドアの外では、ルームキーパーの足音が聞こえてすらいるのに。
 彼女は、少し躊躇いながら、でも確実に、いやらしいことを期待するように、甘いため息をつきながら、ゆっくりとパンティを脱いだ。



あぁ・・・



 僕は、そんなふうにすぐにいやらしい顔つきになる彼女が可愛くて、頬に軽く口づけ、床に落ちたパンティを拾い上げると、それを嗅いだ。



あっ・・・



 彼女の顔つきからいやらしさが消えて、恥ずかしげな表情になる。この表情がくるくる変わる姿も、本当に僕を惹きつける。

 恥ずかしさに身を捩るようにしている彼女抱きしめて言う。



 鈴音が、昨日から、垂れ流していた愛液の匂いが染みついた下着・・・。
 これは、僕が持って帰るからね、、、。僕は、これを、毎日嗅いで、鈴音のいやらしい身体を思い出す・・・。




あぁん・・・。



 僕の卑猥な言葉に、彼女はまた身を捩る。



 そして、この匂いが消えてしまわないうちに、また、鈴音を呼び出して、いやらしいメスの匂いがついた下着と、取り替えようね・・・。

 彼女はその時、僕にしがみつくようにして言ってくれたのだ。




どこでも、、、どこまででも、行きます。




 僕は一層強く、彼女を抱きしめた。

そして、二人の約束をしたのだ。

 彼女はその淫毛を剃り上げておくこと、僕はそのパンティの匂いを嗅ぐこと。それが二人の絆だと。

 そのほんの二時間前、これからを不安がってくれる彼女がいた。


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