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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第10章 会えない夜


鈴音?

僕は彼女に呼びかける。
彼女が色っぽい声で答える。



はい・・・



顔を、見せて?



あん、ノーメイクだから、恥ずかしい・・・



 僕はその彼女の答えに微笑んでしまう。
 淫部をドアップで僕に動画で見せながら、ノーメイクが恥ずかしいなんて。
 本当に、面白くて、可愛くて仕方ない。



わかったよ。でも、電話で話がしたいから、一度切ってかけ直すよ。いいかい?



はい・・・。



 いったん僕はビデオ通話を切る。
 切る前の彼女の声の艶っぽさに、僕はクラクラしている。もちろん、あの淫部の蠢きをビデオ通話で見せられたことは、僕の劣情を誘ったけれど、耳元に残る彼女のいやらしくて可愛い声は僕の恋情をまた刺激して、電話をかける僕の心臓を高鳴らせる。

 ドキドキしながら、通話ボタンを押す。


はい・・・。


 すぐに彼女が出てくれる。

 僕はワイングラスを持って、カウチソファに移動した。


今、鈴音は、部屋のどこにいるの?



さっき・・・濡れてるとこ見てもらうのに、映しやすかったから・・・ベッドの上に、います



さっきのままなら、下着はつけてないんだね?



はい・・・



さっきも、すごく濡れてたけど、月曜日の朝の写真も、すごかったね。


あん・・・だって、あんな、素敵な、いやらしい小説、送ってくださるから・・・。



あんなに、濡れてたってことは、小説で興奮して、自分でいじったね?


 僕が聞くと、彼女はその言葉がどれほど僕を煽るかわかっているのか、それともただ素直にそれを言っただけなのか、僕をくらくらさせる言葉を言った。
 


あぁん・・・はい・・・月曜の朝は、週末のこと、いっぱい思い出して・・・朝からいっぱい、いじっちゃったの・・・
ううん、朝だけじゃなくて、日曜日の夜も、帰ってすぐに、いじったの・・・


 彼女が、淫に身体をくねらせて、自分で弄っている姿を思うと、僕の下半身は痛いほど反応してしまう。

 そして、朝から晩まで彼女が自分をいじらずにいられなくなっている理由が、自分のせいかもしれない、と、僕は嬉しくなる。


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