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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第11章 彼女の身体


 これまで僕が知っている、素直で、でも被虐的な態度の彼女なら、きっと・・・。
 そう確信しながら、長年の夢とも言えるその行為を想像すると、緊張してしまうのだ。


 僕はその緊張を抱えたまま、なんとかその日の仕事を終えて、家に帰り着いた。



 この数日は、家に帰るとすぐに、携帯をそばに置いて、他のことをしながらも、その通知を気にしながら彼女からの連絡を待っていたけれど・・・今日は彼女は遅くなると言っていた、
 僕は簡単な食事を終え、風呂に入った。



 そして、書斎に行き、父の頃から愛用しているどっしりとしたマホガニーの机の右下の引き出しを開ける。
 そこには、黒い袋があり、それを開けると、赤い紐が入っている。


 そうした専門の業者が作っている、絹の赤紐だ。身体に結び付けても、肌に負担が少ない。
 そして、何より、色味がとても淫靡で美しい・・・。

 この紐が、彼女の白いむちむちした身体に結び付けられている姿を思うだけで、僕の下半身が熱くなる。



 これを本当に彼女に結んでしまったら、僕はどうなるのか?
 沸き立つような、でも朝から抱えていた緊張がまた高まるような気持ちになりながら、僕はその紐を持って二階のベッドに行き、布団を丸めて、結び始める。



 僕は黙々と、さまざまな結び方を練習する。



初めは、胸だけにしてあげよう・・・。
彼女も、それを楽しめるようになったら、敏感な部分に結び目をつけてあげよう・・・、



 水曜日、電話でやりとりした時に、僕が月曜に送った小説のように、彼女の部屋に忍び込んでいっぱい犯す妄想を二人で語り合っていた。
 その日の朝つけていた黒い下着で、僕に縛られて、鋏で下着を切られながら、しとどに濡れてしまうだろうと、彼女は言ってくれたのだ。
 そのまま、無理やり肉棒をねじ込まれたら、彼女は歓喜するだろうとも。


現実には、どうだろうか・・・。



 妄想しながら僕はくるくると布団に紐を巻きつける。
 一通り、満足したところで時計を見ると、9時を過ぎていた。



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