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第1章 ロストバージン

舌が絡まるキスに、ドキドキする。

「礼央奈、綺麗だよ。」

そう言って情さんは、私の身体の中に入ってきた。

「ん……」

「足、もっと開いて。」

「……こう？」

情さんが言う通りに足を開くと、幾分か痛みが抑えられた。

「動くからな。」

「うん。」

情さんが腰を動かすと、お腹の下がきゅんきゅんしてくる。

「あっ、情さん……」

「何？」

「気持ちいい……」

情さんはニヤッとすると、私をぎゅっと抱きしめた。

「初めてで、気持ちいいって気づくのって、なかなかだな。」

それを聞いて、恥ずかしくなった。

「いいんだよ。礼央奈、もっと気持ち良くなって。」

「んん……はあん……いやあん……」