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冬物語 〜ドSな彼氏は私の後輩〜
第1章 冬華とお漏らし
しばらく唇を重ねた後、冬華の胸部と腹部を通りながら、冬馬の顔がゆっくりと沈んで行く。


「ちょ、と、冬馬くん!?何するの!?」


「味見です。」


「えっ、あ、味見って!?」


そう言うやいなや、冬馬が冬華の黄金色に染みたショーツに舌を這わせていく。


「あっ、ちょ、ダメだよ、冬馬くん!汚いよ!」


冬華がまたも両の手で、冬馬の頭を必死に引き剥がそうとする。
冬馬はまるで意に返さず、沈黙のまま、ショーツの染みに舌を這わせ続ける。
時折、淫靡な音を立てながら。


ジュジュ……ジュルルル……ジュル……ジュル……


「ダメだってば!冬馬くん!…アッ!ダメ!吸っちゃダメ!アウッ!吸っちゃイヤ!汚いの!私の……私は……汚いの!」


冬馬の額に、冬華の瞳から突然、大粒の涙が流れ落ちた。


「……ごめんなさい、冬華さん……ちょっと、やり過ぎました。」

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<20年前>

「わー!こいつ、おもらししたー!!!」
「うわっ、きたねぇー!」
「キャー!」

「冬華ちゃん、大丈夫!?みんな、静かに!静かにしなさい!ちょっと待ってね、今拭いてあげるから!」


スカートの上から恥部を押さえ、ただ俯きながら泣く事しか出来ない冬華。
周囲の生徒たちが、冬華の近くから酷い勢いでガタガタと音を立て、机と椅子を引き離していく中、先生だけがサッと冬華に駆け寄り、持っていたハンカチで穏やかに声を掛けながら、冬華の恥部から流れ出た雫を拭きあげていく。



「大丈夫よ冬華ちゃん、心配しなくて大丈夫。ちょっと具合が悪かったのよね?この後、先生と一緒に保健室に行って、少し休みましょう。」


「わー、せんせいにもおしっこバイきんついたー!」
「きったねぇー!」
「おしっこマーン!」


「こら!いい加減にしなさい!さっ、冬華ちゃん、保健室行こう。みんなはこのまま待ってなさい!すぐに学年主任の先生に来てもらうから、それまで音読の練習をしてて!」


冬華は先生に手を引かれながら、ただ、泣き続ける事しか出来なかった。


「ふっ……うっ……ふぐっ……うっ……うぅ……」


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