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マッスルとマシュマロ
第11章 M体質の女
エレベーターに、多恵をエスコートするように先に乗せ、宏樹は多恵の少し前に立ってボタンを押す。
もっとギラギラしたような人が来るのかと思った、なんて爽やかで、立ち居振る舞いも紳士的・・・。
そして、この、身体・・・。
後ろから、多恵は、その盛り上がった肩や、しっかりとした臀部、太ももを舐め回すように見つめる。
昨日、思う存分、今付き合っている男の中では最高のSEXをくれる男とまぐわってきて、今日の被験が大丈夫かと不安だったが、全く問題なさそうだ。
この男、見てるだけで濡れてきちゃいそう・・・。
エレベーターが目的の階に着き、部屋に入る。
部屋には大きなダブルベッドとソファセットがある。
デイユースで借りた部屋には、昼前の柔らかい光が広がっている。
ソファに座り、まずは問診ということで、宏樹がバッグからパソコンを出した。
「よければ奥貫さんはベッドに座ってもらえますか?」
宏樹は向かいになったソファに座り、パソコンを開く。
「これから、まずは色々聞かせていただきますので、できれば正直に話してください。」
生年月日、子供の頃の家庭構成、家庭環境、既婚歴、初潮の時期、妊娠歴、出産歴などを聞き、それを宏樹が入力していく。