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マッスルとマシュマロ
第11章 M体質の女
そんな風に、宏樹にさまざまな性的な話を聞かれ、その時々の快感を思い出し、自分はなんて淫乱なのだろう、と多恵は思う。
しかし、それが、多恵を興奮させていた。
まるで言葉嬲りのプレイだわ・・・。
「ええ・・・乱暴にされるのも・・・」
多恵からは、突然立ち昇ってくるようにいやらしい雰囲気が漂う。さっきまで、どちらかといえば男性的な感じだったのに、その顔つきや、声の中に女が匂っていた。
そんな多恵をよそに、宏樹は事務的な淡々とした声で、何事もないような口調で言う。
「では、身体を見せていただいてもいいですか?全て脱いだ裸の状態でお願いします。」
多恵は宏樹の前で服を脱ぐ。
上着を脱ぎ、ズボンを下ろし、下着になる。
まるで、これも、プレイのようだわ・・・。視姦されてるみたい・・・。
多恵は宏樹の視線を意識しながら、下着を外す。