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マッスルとマシュマロ
第11章 M体質の女
細い肩や腕。
肋の凹凸がわかるほどの薄い腹部。
でも、胸はそれなりに盛り上がっていて、その上にレーズンのような乳首が立ち上がっている。
淫毛の生えている面積は小さいのに、それは黒々としている。
宏樹はスマホで、多恵の裸体を写真に撮る。顔は映さず、首から下だけだ。
「後ろを向いてください。」
宏樹の言葉に素直に応じる。
宏樹がスマホを構えてその後ろ姿を見ると、肩や腰にはうっすらと赤い跡がある。
「もしかして、昨日も縛られましたか・・・?」
宏樹が尋ねると、多恵は身を捩る。
「あんっ・・・」
長い言葉嬲りの前戯の様な質問と、視姦されているように服を脱いだことで、多恵は完全に欲情していた。
そして、自分がMで、縛られたことも言い当てられ、縛られた時の快感を思い出し、身を捩る。
(いつもなら、1回目は、写真を撮って、膣の締まりを確認して終わるが・・・今日は最後までいけそうだな・・・)
宏樹は、多恵のそばにより、その目をじっと見ながら言う。
「性器の写真を撮るので、ベッドに上がって、股を開いて。」