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第11章 M体質の女

　その狐顔の、細身の体から、妖艶な色香が立ち上る様だった。


来た時は、どちらかと言うとサバサバとした、キツイ印象の女が、欲情することでこれほど変化をするものなのか・・・。


　宏樹は驚いている。



　もう一度、今度は両方の乳首をグッ握りつぶす様につまむ。数値は強く反応する。



「エクスタシーと膣穴の締まりを見たいので、これから僕が色々と触ります。奥貫さんは、痛みを伴うSEXがお好きの様ですね。
僕がイカせますので、今の様に乳首を摘みますか?それともクリトリスを大きく押し込むとか?」



　その言葉も、すっかりMの本性を晒して欲情した多恵には言葉嬲りのプレイにしか思えず、宏樹の言葉に身を捩る。


　そして、自分のしてほしいことを言う。



「あんっ・・・いじめられたいの・・・お尻をぶって・・・もっと、言葉でも・・・いじめて・・・ください・・・」



被虐的な女の性を見てやろう・・・。



　宏樹は冷たい声で、多恵の願いを叶えてやる。



「じゃあ、後ろを向いて。ディルドを落とすなよ。」
「あぁん・・・はい・・・」