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第11章 M体質の女

　ディルドを落とすまいと膣を閉めている様だが、先ほどの乳首をいじめた時ほどの数値にはならなかった。


　多恵は顔はシーツにつけ、お尻だけを注ぎ出している。

　宏樹は一旦、その尻の感触を撫で回す。


　痩せていて薄い尻だが、その尻下肉はタプタプとしていて、ここなら、ぶっても宏樹の手も痛くならなそうだ。



　そして、体位を変えるために抜けかかったディルドを強く押し込む。


「落とすなって言っただろ？ちゃんと締めてろよ」
「あぁん、ごめんなさい・・・。」
「お仕置きだな」
「ああっ・・・」



　宏樹は下尻をスパンキングしてやる。



ぴしっ、ぱしっ・・・



　肌を叩く音が大きく響き、多恵の尻は赤くなり始める。


「ふあっ・・・ああっ・・・」


　叩かれるたびに、身を捩る。


「尻叩かれてヨガるなんて、変態教授だな」


「あんっ・・・」


　そして、宏樹は、いやらしい言葉を言い、そのたびに尻を打つ。



「変態・・・」

ピシッ！



「どすけべ」



　いやらしい言葉を言うたびに、多恵が身体を捩り、喘ぎを上げるのを聴きながら、その背中についた縛られた跡を見ながら、宏樹はあることを思い出していた。