この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マッスルとマシュマロ
第12章 被虐の理由


「ただ、その男の最高なのは、本当に私が嫌なことはしなかったのよ。その彼と止むに止まれず別れることになった後、いろんな男とハードなSEXしてみたけれど、私の反応を見ず、自分の欲望だけぶつけるような人も多くて。ギリギリの私の欲望を引き出すあの匙加減みたいなものは、その男が最高だったわ。」



 宏樹は、そんな多恵から聞いたことで、自分ではよくわからない、と夏菜子にその気持ちにあるものを聞いてみた。



「嫌なのに、本当は、嫌じゃない、って、どういうことですかね?」



 夏菜子は自分の机に浅く腰掛けるようにもたれ、マグカップを抱えるように持ちながら答えてくれる。



「女はね、いろんなことを、抑圧して生きてるわ。女に、こんなに性欲があるってことも、宏樹くんは意外だったから研究をしたんでしょう?」


「そうですね。特に、女性の奥深さを感じて、この研究をしてますね。」



「男は、性欲があることは、自他共に認めてるし、それが誇り、みたいなところもあるじゃない?」


/427ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ