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マッスルとマシュマロ
第14章 電車
「んんっ・・・」
クリトリスにローションでぬるぬるした指が触れると、喉奥で声を上げてしまう。
宏樹の指は、そこを一往復しかしなかったのに、華ははしたなく、それを3度、繰り返す。
あの日も、家に帰って、家族が食事を終え、一人で風呂に入った後、洗面台でそれを塗った。
その快感に、華は酔うように、指を何度も割れ目に這わせたのだ。
これは、治療のためだから・・・。
そんな言い訳をできることも、華の指を助けるように、それがクリトリスを刺激する快感に身を任せた。
宏樹の指がそっと入った膣穴に、最初は自分も、そっと指を入れてみた。
ただ、男の太く力強い指先とは、存在感が違い、指先だけを入れるのでは、何かが足りない気がした。
それでも、昨日の夜は、家族がいつ入ってきてもおかしくない洗面台で、そこまでだった。
でも、今は、家には、誰もいない・・・。
華は、指を、少し深めに膣穴に入れる。
くちゅっ・・・
淫部は濡れていて、それは、ローションのせいだけではなかった。