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マッスルとマシュマロ
第1章 熟れた女


 ふんわりとした、どこか抜けたような雰囲気の女。
 これまで多くの女を痴漢し、学生時代にも多くの女と付き合い、ジムでも言い寄ってくる女達を相手にして気付いたことがある。



 太った女は、押しに弱い。
 そして、快楽に負けやすい。



 そもそも意志が強かったら、ちゃんとダイエットをして、痩せてしまうのだ。
 そして、食欲は快楽の最たるものであり、それは性欲とも密接に繋がっている。
 食欲に負ける女は、快楽にも負けるのだ。



 熟れた、太った女。それも、太った自分をあけすけに認めているわけではなく、どこか、そんな自分を恥じているような、それを少しでも可愛く美しく見せようと、髪の手入れや化粧も小綺麗にしている女。

 太った自分を恥じているような、電車の中でも隅に佇んでしまうような女・・・。

 白い肌がむちむちとしているのが、袖から覗く二の腕でわかる。

 胸元はベージュのツルツルとした生地のブラウスで、乳房のたわわさがわかる膨らみを見せている。




 柔らかくてふわふわな、マシュマロのような乳房をしているはずだ・・・。


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