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マッスルとマシュマロ
第15章 陽の光の中で


「腹部を引き締めるように意識して歩くといいですよ。歩行は全身運動ですからね。背骨を意識して、腹を引き締め、足は真っ直ぐに出す。」



 華は、宏樹の言葉に、素直に腹を引っ込める。
 その姿勢だと、胸を張り出すことになり、宏樹はまた、その胸を意識してしまう。


 そして、手を伸ばし、華の腹部と背中を触る。リブニット越しでも、その肉感があり、宏樹は自分の体内のテストステロンを感じつつ、真面目な声で言う。



「そのまま、真っ直ぐに足を出してください。」



 華は、宏樹に言われた通りに、足を真っ直ぐに出して歩き始める。

 宏樹はその後ろ姿を見ながら、思わず微笑む。



なんて、ぷりぷりした、尻肉の動きだ・・・。堪らないな・・・。



 後ろから、その尻肉の動きを眺めつつ、声をかける。



「いいですよ。その調子です。」



 そして、華の横に並んで宏樹も歩く。

 横目に見ると、腹部を引っ込めるために、胸が突き出され、それが揺れている。



この胸を、どうやったら生肌で触れるだろう・・・。


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