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マッスルとマシュマロ
第16章 熱


先日の多恵のことを思い出す。
華も、そんな女なのか?



 宏樹は、華に、また、一層冷たい声で言った。



「足を、開いてください。」



 そして、胸の内のモヤモヤを感じながら、その小陰唇を、グッと開いた。



 華は、俯いて目を閉じる。



 汗をかいて割れ目から立ち上る匂いのせいなのか、急激に上がってきた熱のせいなのか、宏樹はクラクラしながら、その擦れた跡がないかを丹念に見た。

 宏樹の目には、少し膨らんできたクリトリスが見えている。



「塗り薬はどこですか?」
「あ、バッグに・・・」



 立ち上がろうとする華を制して、華のバッグを開き、宏樹はオイルボトルを手に取った。


「塗りますよ。」



 宏樹はオイルを手に取り、また、華の割れ目に指を3本添えて、膣穴に向かって動かす。


 華は、今日こそは声を抑えようと、唇をかみしめている。

 でも、宏樹の指がクリトリスに触れると、思わず身体をビクン、と反応させてしまった。

 宏樹は、さっきの胸の中のどろどろとした気持ちが抑えられず、華をいじめたくなっている。



こんなむちむちの身体を、毎日味わって、剃毛なんて変態じみたことをしている男がいるなんて・・・。


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