この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マッスルとマシュマロ
第24章 優越感



 その後、緩慢に自分の身体を洗い終え、風呂から上がると、携帯がメールの着信を表示していた。




 知らないアドレスだったが、きっと宏樹からだろうと、華はメールを開く。



"熱はずいぶん下がりました。体のだるさももうないので、これから作っていただいたおじやを食べて、解熱剤をもう一度飲みます。"



 華の中で、また、優越感のようなものが蠢く。これまで、宏樹と話した中で、彼が夫の存在を彼が知らないのはわかっていた。



でも、その男が、自分に、今日、あれほど縋ってくれた・・・。



 いつも、夫に縋るのは自分なような気がして、夫には、自分はいなくてもいいのではないかと言う気がしていた華は、宏樹と夫が倒錯し、なぜか夫に縋られたような気持ちになっていたのだ。



/427ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ