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マッスルとマシュマロ
第25章 肉欲
昨日、正弘を何度もメスイキさせながら、その合間合間に、どれほど自分が今の妻に虐げられているか、一族の干渉が強いか、その会長職の重責が辛いか、苦々しげに告げた竜馬を、正弘は癒してやりたかった。
「明日、帰るのを伸ばせば、日曜の夜まで、いられるよ・・・。竜馬さん、ここで、ゆっくりしていきなよ・・・。」
正弘は甘えたように誘い、竜馬の肩に頬を寄せ、その胸毛を撫ぜた。
「いいのか・・・?」
「この高原の麓に、工場があるから・・・そこを今日は見学することにして・・・今日の夜から週末まで・・・」
竜馬が嬉しそうに正弘に覆い被さり、熱いキスをした。
正弘はまた、身を震わせながら、そのキスに答える。
そうして、2人は金曜の夜を迎えた。