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マッスルとマシュマロ
第25章 肉欲
2人は、冷え始めた高原の夜に、暖炉に火を焚べながら、裸で過ごす。
工場の視察を終え、コテージにもどり、一通り正弘を味わい尽くした竜馬は、暖炉の前で裸の正弘を後ろから抱きながら、突然、携帯電話で誰かと話し始める。
「ああ・・・来いよ。いいよ、こっちで一緒にやろう・・・。ああ、待ってる。」
「誰?」
そうだ聞いた正弘の問いに、竜馬は答えず、ただ激しく正弘の唇を吸いながら、後ろから正弘の乳首を弄る。
正弘の頭の中は白く痺れて、電話のことなど忘れてしまった。
竜馬が口を吸い、耳穴を舐め回し、乳首を弄り回し、最後に尻穴に肉棒を入れ込まれ、指で陰茎を撫で回され、正弘はまた、自分を忘れていく。
「竜馬さん・・・ああんっ・・・竜馬さん・・・」
さっき、華には、今週末、帰れないとメールで送った。そんなことは初めてで、華の自分をまっすぐに見つめる目を思うと、そのときは胸が痛んだが、今はもう、そんなことはどうでもよかった。
尻穴の奥の快感と、竿を撫で回される快感で頭は真っ白で、竜馬の身体と自分の身体が溶け合うような快感に恍惚としていた。