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マッスルとマシュマロ
第25章 肉欲
「ああっ・・・竜馬さん・・・あっ・・・僕・・・ああっ・・・いっちゃう・・・いっちゃうよ・・・」
甘えるように言う正弘に、熟れた男の声で、竜馬は耳元で囁く。
「いけよ・・・ほら・・・また、はしたなく、メスイキしろよ・・・」
「ああんっ・・・りょうまさん・・・いくっ・・・いっちゃう・・・ああっ、いくっ!」
正弘が身体を震わせ、尻穴を締め上げ、最後に大きく痙攣するようにその首をのけぞらせた。
「ううっ・・・」
ぐったりとソファに倒れ込んだ正弘を置いて、まだ屹立したままの肉棒をプラプラさせながら、竜馬はトイレに行き、そとあと冷蔵庫から缶ビールを取り出す。
そして、それをソファで飲む。
竜馬の中では、ここに帰ってくるまでたまらなく正弘の身体だけを求め、疲れ果てた日常から逃避したくて、これまでの人生で一番自分をまっすぐに見つめた男を愛おしく思っていた。
しかし、心身が満たされ始めると、竜馬はいつもの傲慢で欲深な男に戻り始めていた。
「竜馬さん・・・僕にもちょうだい・・・」
甘えたように言う正弘に、一瞥を投げただけで缶ビールを差し出す。
口移しで飲ませてもらえるものと思っていた正弘は、少し残念になりながら、それを一口飲み、缶ビールを竜馬に返した。