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マッスルとマシュマロ
第2章 疼き
(まさか、こんな、太ったおばさんの私なんて・・・そんなはずない)
華は、気のせいだと思いじっとしていた。
すると、その手は明らかに華の尻をやわやわとピアノでも弾くように触り始めた。
(えっ・・やっぱり、痴漢なの?)
学生時代から痴漢にはよくあっていた。その頃から、華は声を上げたことはない。
声を上げるのが恥ずかしく、電車での時間は短いので、少し我慢すればいいと思っていつもじっとしていた。
でも、一度、クリトリスを下着の上から執拗にいじられ、イッたことがある。
その時の快感が頭をよぎる。
朝の儀式で、何かを求めたまま疼いた身体と、こんなおばさんが声を上げても、周りがなんと思うかという羞恥が華を俯かせる。
この指は、どこまで私を弄るの?どこまで気持ち良くさせるの・・・?
華は、少し抵抗するように、体をひねる。
一瞬、華の体を触り回っていた手が離れ、少し安堵したような、惜しむような気持ちになった時、また、その手は、華の尻と太腿をやわやわと撫で回す。
どうしよう・・・。
華は、俯きながら、自分が感じ初めていることに気づく。
そして、その手が、突然スカートの中に入ってきて、尻肉と恥丘を掴まれた。
あっ・・・。
その手は恥丘を揉みしだき始める。
そんな動きをされると、恥丘の肉が刷り合わさって、その内側にあるクリトリスをすり潰すようになってしまう。
クリトリスをぐりぐりとされて、華は快感が身体中に広がっていくのを感じた。