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マッスルとマシュマロ
第31章 二組の約束
華に会えば、陰茎は痛いほど立ち上がり、1回目はいつも少年のように精を漏れこぼし、それを華に甘やかされるように許されるのさえ、宏樹にはたまらない快感だった。
ただ、ジムの中では、たった2時間でその時間を終えなければならないことが、宏樹には不満だった。
その日も、華の身体を味わい尽くした後だった。
思わず、裸で微睡んでしまっていたようだ。
入り口の開く音がして、慌てて宏樹が服を着て更衣室から出ると、理人のトレーニング開始時間だった。
乱れた髪や、どう見ても柔らかくなってしまっている顔つきや体つきで、理人は気づいてしまったようだ。
「まだ、平井様が着替えてらっしゃるから。」
そっけなく目を逸らしながら言う宏樹に、理人が意味深に微笑んだとき、ちょうど理人のトレーニングを受けにきた久美がジムに入ってきた。