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マッスルとマシュマロ
第39章 告白


 それは、竜馬に捨てられたわけではなかったという、喜びだった。そして今、竜馬が自分に見せてくれる弱さへの愛おしさが、急激に正弘に押し寄せ、身体中が竜馬を求めて疼き始める。

 正弘は、身体をくねらせながら竜馬に擦り寄ってしまう。

「竜馬さん・・・ずっと、ずっと、大好きだった・・・忘れられなくて・・・長野で、また、抱かれて・・・もう、あなたのことしか考えられないんだ・・・」

 竜馬が、正弘に覆い被さり、口付けをしながら、正弘のシャツのボタンを外していく。

 正弘は、竜馬に舌を入れられ、その腕を竜馬の首に回して、自分からも舌を突き出しながら、喉奥で喘いだ。

「んんっ・・・」

 竜馬の手が、開いたシャツから入り込み、敏感な正弘の乳首を弄る。
 それと一緒に舌が正弘の口の中を動き回り、正弘は身体中が熱くなるのを感じながら、腰を蠢かしてしまう。

「ん、ああっ・・・」

 竜馬が唇を離し、耳元に口を寄せ、優しく囁きながら、ベルトを外し始めた。

「正弘・・・俺のこと、まだ、好きだって言ってくれるのか・・・?」

 竜馬は大きな舌で、正弘の耳をベロン、と舐める。

「ああんっ・・・好きだよ・・・忘れられないんだ・・・んんっ・・・忘れようとしたけど・・・忘れられない・・・初恋の人だよ・・・」

 正弘が腰をビクン、と跳ねさせ、竜馬はそれを楽しむように、今度は舌を尖らせ、耳穴の周りをくすぐるように舐めながら、正弘のズボンを脱がし始める。

「んんっ、んっ・・・」

 耳を舐められながら、正弘はズボンを脱がされ、トランクスの上から、竿をなぞられる。

「ああっ・・・」

 竜馬の大きな手で撫でられるだけで、なぜ、こんなに感じてしまうのか・・・正弘は腰を浮かせ、自分の手でも竜馬の股間を弄る。

 竜馬は、唇を正弘の乳首に寄せながら、優しく呟く。

「正弘・・・おちんちんが、おっきくなってきたよ・・・」

 そして、舌で乳首を転がす。

「あんっ、竜馬さん・・・気持ちいいよ・・・」

 初めは、さほど張りのなかった竜馬の竿が、力を持ち始める。正弘はそれが嬉しくて、竜馬の陰茎を、撫でさすった。

 竜馬はとうとう正弘のトランクスを脱がせ、直接陰茎を握った。

「んあっ・・・」

 また腰をぴくつかせる正弘を嬉しそうに見上げながら、乳首を舐めまわし、竿を撫で回す。

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