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マッスルとマシュマロ
第40章 溢れ出る蜜と欲望
<宏樹さん
今日は、会える時間は、ありませんか?>
まだ、起きてないかもしれない。すぐに返事は来ないだろう・・・。
華はノロノロと、寝室の横にあるシャワールームに入る。
シャワーで全身を、特にグチュグチュになった股間を洗いながら、頭の中で二つのことを考えていた。
一つは、正弘のことだった。
この、グチュグチュに溢れ出るものの中には、あの人の放ったものもあるのだわ・・・。
昨日の夜、初めて、夫が、心を持って自分を抱いてくれた・・・。それが、華の心をくすぐるような気持ちにさせる。
でも、華は、もう一つのことも考えてしまう。
でも・・・夫は、これまで、私を、一番気持ちのいいところに連れて行ってくれたことはないわ・・・それができるのは・・・宏樹さんの・・・あの逞しいものだけ・・・。
華の欲望で白く霞んだような頭の中で、また、正弘と宏樹が重なっていく。でも、今は、その宏樹の身体ばかりが思い出される。