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マッスルとマシュマロ
第44章 嫉妬


「社長?・・・今、どちらですか・・・?」



 なんと答えようか、正弘が逡巡した時だった。



「んぐっ・・・!!」



 竜馬が正弘の膝を持ち上げ、一気にその肉棒を正弘に突き込んだ。



 正弘はやっとのことで嬌声を噛み殺し、足をひくつかせ、そして竜馬を見た。



 竜馬の目の奥に、何かが激っている・・・。

 竜馬は、そのギラつく目のまま、正弘の気持ちいい部分を、ゆっくりと突き始める。

 正弘は、嬌声を上げないように、引きつるような声で、なんとか、電話に答える。




「あ・・・すまない・・・くっ・・・」



 竜馬が一層深く正弘にのしかかり、小声で、耳元で囁いた。



「正弘・・・そばにいてくれ・・・」



 正弘は、その言葉で、また頭の奥が白くなるようで、悠の電話に、すらすらと嘘をついてしまう。その、情夫でもある秘書へ、愛する男から貫かれながらつく、嘘・・・。



「すまない・・・ちょっと、体調を・・・崩した・・・みたいで・・・」



 竜馬が、正弘のその言葉を聞き、一段と奥に、正弘がよがるその場所に、肉棒を押し込んだ。


 そしてまた、耳元で甘く囁く。




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