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マッスルとマシュマロ
第8章 エディプスコンプレックス


 宏樹はすかさず、夏菜子にキスをしてみた。石鹸の香りが宏樹を包み、宏樹は舌を入れる。


 夏菜子は一瞬躊躇うが、その舌を受け入れた。

 宏樹はその胸に手を伸ばす。

 揉んでみると、その肉感がまた、宏樹を昂めた。

 夏菜子の手が宏樹の背中に回される。



 夏菜子は、その筋肉に、内心うっとりしていた。


 夏菜子の部屋を訪れる時は、宏樹はきちんとシャツを着て来るが、その捲り上げた腕の太さや、肩の盛り上がりは、これまでも夏菜子をときめかせた。


でも、自分は彼の母親と変わらないくらい・・・。

 息子がいたら、こんな感じなのか、と自分に言い聞かせるように思ってきた。



その男が、自分の口を吸い、胸を揉んでいる・・・。




 宏樹は、大きな机に夏菜子を押し倒し、ワンピースをグッと首元まで上げた。


 黒いブラとパンティが顕になる。


 ブラは、乳房が谷間を作っていて、宏樹はその胸を剥き出す。

 緩く垂れるような大きな乳房が飛び出し、乳首は薄茶色で、乳首は平たい。


 その乳首を吸うと、夏菜子は女らしい声を小さく上げた。


「あんっ・・・」



 宏樹はパンティの中に手を入れてみる。


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