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マッスルとマシュマロ
第8章 エディプスコンプレックス


 手入れもされていない隠毛がふさふさと宏樹の手に触れる。


 ジムにくる女のほとんどは、隠毛の手入れをしているが、その自然な隠毛の感触も悪くない、と宏樹は思う。



 そして、宏樹は、家政婦の花村琴美淫部を始めて触った時のことを思い出していた。


 中学1年になったばかりの時だった。その頃は、まだ背も伸びていなくて、小学生に間違われるようだった宏樹は、精神的にもまだまだ子どもだった。

 テレビで心霊特集を見てしまい、その日は母も出張で、広い家が不気味に感じ、一人では寝られない気がした。



 そっと、琴美の部屋に行くと、花村さんはワンピースのネグリジェ姿でベッドに横になっていた。

 怖がる宏樹を横に寝かせてくれて、そっと背中をさすってくれる。



 その安心感で琴美の胸元に顔を寄せると、その乳房がネグリジェ越しに柔らかく頬に触れ、宏樹はなんだかモジモジする気持ちになったのだ。


 そして、小さな頃からしていたように、その乳房をタプタプ揺らした。

 寝支度をしていた彼女は、ブラを外していたのだ。



"見ていい?"



 宏樹が囁くように聞くと、琴美は、少し困ったような顔をした。


 でも、宏樹はそのエグリジェの前ボタンを外して、乳房を顕にすると、その胸をタプタプと触った。


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