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マッスルとマシュマロ
第9章 はじめてのトレーニング


「どのくらい擦れているのか見て、手当てしないと。」

「いえ、そんな・・・」

「僕はこう見えても、医科大学で博士号をもらった医学博士ですよ。ちゃんと診ますから。」


 嘘ではなかった。医学部を出て、研究しながら、博士号もとっている。

 ただ、医師免許はないが・・・。


「ほら、診察ですから、恥ずかしがらずに。」


 華はゆっくりと足を開いた。宏樹はその足の間に跪く。

 宏樹は、顔を真っ赤にして目を閉じて俯いている華に、なおも言う。



「すみません、もう少し、開けますか?」



 華は、おずおずと足を開き、宏樹からはそのツルツルの恥丘と割れ目がはっきり見えた。
 恥丘の上からうっすらと赤くなった部分が割れ目に続いている・・・。

「もう少し、前の方に座って」


 華は腰を前へずり出した。


 宏樹は、その割れ目を指で開く・・・。


「あっ・・・」


 華が怯えたように声を上げたので、宏樹は素知らぬ顔で違う話をしようと、視線を動かした。

 そこに、華の下腹部があり、古い傷跡のようなものがうっすらと見えた。



「帝王切開されたんですか?」



 診察中の医師が、雑談をするように、淫部を開いて、そこをじっくりと眺めているのに、全く違う話を、平然とした声で言う。

 その、平然とした宏樹の態度に、華はもう、恥ずかしがっている自分がおかしいのだと思い始めている。


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