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保護者失格~君にセックスを教えてやる~
第2章 舌を絡め合った欲情のキス
「なあ、愛実。キスぅ。」

「また今度。」

私はそう言うと、屋上を出た。


「はぁー。」

家に帰って、ベッドに横になると、余計思い出した。

なんでお父さんとのキス、いつも思い出しちゃうんだろ。

そんな事を思うと、胸が切なくなる。

ずるいよ。お父さん。

せっかく、お父さんの事諦めかけたのに。


「ただいま。」

お父さんの声がする。

「お帰りなさい。」

今はお父さんの事、意識してベッドから起き上がれない。

「愛実、具合でも悪いのか?」

「うん。」

私、お父さんとの恋の病にかかっています。

「どれ。」

お父さんは、私の額に手を当てた。

「熱はないようだな。」

「あるよ。」
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