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保護者失格~君にセックスを教えてやる~
第5章 お父さんとの事、親戚にバレて
「甘いんだよ。」

誠人はニヤッと笑った。

「育てた義父と娘が恋愛するなんて、許される訳ないだろ。」

「それでも。」

お父さんは一歩前に出た。

「愛実は、俺の手で幸せにする。」

お父さんの真剣さに、誠人が圧倒されている。

「文句があるなら、その親父とやらを連れて来い!」

「くっ……」

誠人はお父さんに敵わないと思ったのか、そのまま家を出て行った。


「お父さん。」

振り返ったお父さんは、申し訳なさそうな表情をしていた。

「ごめんな。もっと早く気づけばよかった。」

私の目から、涙が出て来た。

「愛実は俺に愛想をつかして、出て行ったんだと思ってたよ。」

「違う!」

私はお父さんを抱きしめた。
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