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保護者失格~君にセックスを教えてやる~
第5章 お父さんとの事、親戚にバレて
「私、誠人に連れて行かれたの!」

「うん。」

「怖かった。すごく怖かった!」

するとお父さんが、頭を撫でてくれた。

「もう怖くないよ。俺がいるからな。」

その一言が、とても温かく感じて、私はお父さんの胸の中で、たくさん泣いた。


泣き過ぎて、そのまま寝てしまったようで、気づいたらベッドで寝ていた。

「お父さん?」

起き上がると、お父さんは私の横で、寝ていた。

その寝顔は、少年のようで、やけに無防備だった。

こんなお父さん見るのは、初めてかもしれない。

「お父さん、ありがとう。」

私は暗くなった部屋で、膝を抱えた。

戻ってこれたんだ。

お父さんの元に。

私はもう一度、お父さんの横に寝転んだ。
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