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保護者失格~君にセックスを教えてやる~
第6章 やっとお父さんと一つになれた
あまり私の事、魅力的だと思っていない?

「私がもう処女じゃないから?」

「違うよ。」

「じゃあ、何?」

私はお父さんを見上げた。

「どうして、ぎゅっとしてくれないの?」

以前はあんなに、強く抱きしめてくれていたのに。

「愛実……」

こんなの嫌だよ。ぎゅっと抱きしめて欲しいよ。

「怖くないのか?男が。」

「えっ?」

「普通、最初の時襲われたら、それ以降トラウマになるだろう。」

確かに、誠人に襲われると思った瞬間、嫌だった。恐ろしかった。

「心配しなくていいんだ。怖くなくなるまで、俺は待てるから。」

お父さん、私の事思ってくれてたんだ。

「大丈夫だよ、お父さん。」
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