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保護者失格~君にセックスを教えてやる~
第1章 彼氏とのキスを見られた
「もう一回してもいい?」

「うん。」

唇が重なって、光輝君はその唇を動かし始めた。

ああ、気持ちいい。

その時だった。

「愛実、ただいま。」

お父さんの声がして、私達は離れた。

「お父さん……」

「そちらは?」

お父さんは、光輝君を見るとじっと睨んだ。

お父さん、怖い。

もしかして、さっきのキス見られた?

「愛実さんとお付き合いさせて頂いてます、光輝です。」

光輝君は、落ち着いてお父さんに挨拶した。

「彼氏か。」

「うん……」

するとお父さんは、ネクタイを取った。

「飯でも食って行くか?」

でもお父さんの目、笑ってなかった。

「いえ、今日はこれで帰ります。」
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