この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
北の軍服を着た天使
第3章 Episode 3

カーテンの僅かな隙間から、木漏れ日が室内に入って……ムードで言うと最高な物だろう。

だけど、さっきの一連の話がいまいち掴めないため私の心で言うと、ムードもへったくれも関係ないほどに混乱していた。

「タバコ、吸うだろ?」

「あ、うん。…じゃなくて、はい。」

「年齢もさほど変わらないし、別にタメ口で良い。ビジネスの話をしに来た訳じゃないんだろ?」

「いや、一応、仕事がうまくいった御礼を兼ねて来ました…」

「……まあ、どっちにしろ敬語を使われたら俺の知ってる❝流川リサ❞とは違うみたいで気分が悪い。」

「───いや、そんな事言われても…」


押し問答で話にならないと思ったのか、キム・テヒョンは私の顔を見つめてから、あからさまに大きなため息を着くと、李さんの方へ顔を向けた。

「おい、李。」

「はい。」


「エムは何で、この女を狙ったと思う?」

「テヒョンさんと親しいと踏んだのでは無いのですか?」

「……別に親しくないだろ。仕事でしか会話もしないんだし。」

「まあ、向こうはテヒョンさんに関する情報なら例えそれが実利にならない物でも欲しいでしょう。相手が相手ですし。」

「………。」



/52ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ