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私の彼は…若頭なんです。
第2章 痛む傷。
リビングに行き、食卓テーブルを見て右京さんが


「お!今日はチキン南蛮か、食いたいと思ってたんだ!」

座り始めた途端に、美味しそうに頬張る右京さん。



「美味い!!甘酢っぱいタレとタルタルソースが絶妙だな!」


とニッコリと微笑む右京さん。


今日帰ってきてからの初めての笑顔。


さっき…感じた不安はこのことかな…。


「右京さん、今日何かあった?」


食べるのを止め

「ん?何でだ?」


「なんかいつもと様子が違うから…心配になって」

そう言うと右京さんは苦笑し


「一緒に住んでると…ほんの少しの表情から分かられっちまうな…。でも何でもないから心配すんな!」


そう言ったっきりまだ、黙りとしてしまった。

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