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ある冬の日の病室
第4章 別れの予感~からの……
味? 苦いようなしょっぱいような、当たり前だが初めての味だった。
「どう?」
「しょっぱいです」
「もしかしたら翔はお漏らししたのかな?」
「……ごめんなさい」
里奈に何を言われても腹は立たない。それどころか、そう言われることが心地いい。何だか里奈が本当の母親のように思えてきた。
「どうしてほしいんだっけ?」
「えっ? ……舐めてほしい……です」
「何を?」
「ちんぽ……僕のちんぽ」
「私が舐めなくても、翔のおちんちんはもうカチカチなんですけど」
里奈は人差し指で僕のペニスをはじきながらそう言った。
「……」
それでも舐めてほしい、と言えない。
「これから翔は誰のことを想像してオナニーするの?」
「……里奈さん」
「翔、浮気しちゃだめよ。これからは私だけを想像して手を動かしなさいよ。わかった?」
「はい」
母親に従順な子供の返事。
「いい子ね」
里奈はそう言って、下腹に密着している僕のペニスを撫でた。
すると僕の肉棒の先、鬼頭が里奈の温もりに包まれた。
「温かい」
僕の偽りのない感想。僕のペニスを口に含んだ白衣姿の里奈が天使に見えた。僕は天使の口で慰められている。
「……」
もちろん里奈が声を出すなんてことはできない。そして僕の肉棒を頬ばる里奈の目が、僕の様子を窺いにやって来た。天使の目は、悪戯好きな小悪魔の目をしていた。
「やばい」
僕はもう射精しそうになっている。
理由その一、僕の肉棒は里奈にしゃぶられる前からすでに硬かった。
理由その二、僕の肉棒が女の人の口に入ったのは初めて、つまり僕の初体験なのだ。
理由その三、里奈が人妻で中三の子供がいるのかと思うと、後ろめたさで射精が憚れ、だから余計に射精が促される格好になってしまった(背徳感と快楽のせめぎ合い)。
「ダメダメ、出すのはもっと後よ。翔は男の子でしょ。これくらい我慢しないと」
天使の目に戻って、里奈は僕にそう諭した。
「はい」
僕は❝母親❞の里奈にそう返事をした。
里奈は僕の肉棒を再び口に入れる、里奈の蛇のような舌が容赦なく僕に肉棒に絡みついてきた。
舌先が僕の敏感な部分を探し出して、強弱をつけて刺激する。里奈の手で癒された時と同じく、僕の体は捩れた。
「ちゅぱちゅぱ」という音が聞こえる。里奈は自分の唾液に僕の肉棒の淫臭を交えて、それを飲み込む。
「どう?」
「しょっぱいです」
「もしかしたら翔はお漏らししたのかな?」
「……ごめんなさい」
里奈に何を言われても腹は立たない。それどころか、そう言われることが心地いい。何だか里奈が本当の母親のように思えてきた。
「どうしてほしいんだっけ?」
「えっ? ……舐めてほしい……です」
「何を?」
「ちんぽ……僕のちんぽ」
「私が舐めなくても、翔のおちんちんはもうカチカチなんですけど」
里奈は人差し指で僕のペニスをはじきながらそう言った。
「……」
それでも舐めてほしい、と言えない。
「これから翔は誰のことを想像してオナニーするの?」
「……里奈さん」
「翔、浮気しちゃだめよ。これからは私だけを想像して手を動かしなさいよ。わかった?」
「はい」
母親に従順な子供の返事。
「いい子ね」
里奈はそう言って、下腹に密着している僕のペニスを撫でた。
すると僕の肉棒の先、鬼頭が里奈の温もりに包まれた。
「温かい」
僕の偽りのない感想。僕のペニスを口に含んだ白衣姿の里奈が天使に見えた。僕は天使の口で慰められている。
「……」
もちろん里奈が声を出すなんてことはできない。そして僕の肉棒を頬ばる里奈の目が、僕の様子を窺いにやって来た。天使の目は、悪戯好きな小悪魔の目をしていた。
「やばい」
僕はもう射精しそうになっている。
理由その一、僕の肉棒は里奈にしゃぶられる前からすでに硬かった。
理由その二、僕の肉棒が女の人の口に入ったのは初めて、つまり僕の初体験なのだ。
理由その三、里奈が人妻で中三の子供がいるのかと思うと、後ろめたさで射精が憚れ、だから余計に射精が促される格好になってしまった(背徳感と快楽のせめぎ合い)。
「ダメダメ、出すのはもっと後よ。翔は男の子でしょ。これくらい我慢しないと」
天使の目に戻って、里奈は僕にそう諭した。
「はい」
僕は❝母親❞の里奈にそう返事をした。
里奈は僕の肉棒を再び口に入れる、里奈の蛇のような舌が容赦なく僕に肉棒に絡みついてきた。
舌先が僕の敏感な部分を探し出して、強弱をつけて刺激する。里奈の手で癒された時と同じく、僕の体は捩れた。
「ちゅぱちゅぱ」という音が聞こえる。里奈は自分の唾液に僕の肉棒の淫臭を交えて、それを飲み込む。