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ある冬の日の病室
第6章 天使が舞い降りた
「メインディッシュはまだ後」
 メインの準備が始まる。ナイフとフォークは今ないが、鋼鉄のように硬くなったペニスで、里奈の秘穴に潜り込み、そして里奈の膣中を突き進んでいく。
 里奈がナースサンダルを脱いで僕のベットに上がった。僕の体を挟むようにして立って、ストッキングとパンツを下ろし始めた。里奈の秘部を見たいと思ったが、残念ながらそれを見ることはできなかった。
 里奈は脱いだストッキングとパンツを僕の顔めがけて放り投げた。
「匂い嗅いでもいいわよ。おばさんのエッチな匂い嗅ぎたいでしょ」
「……」
 もう体のどこにも痛みを感じない。僕はそれを両手で受け取って、鼻をクンクンさせながら里奈の淫臭を嗅いだ。里奈の敏感な部分が当たるところは、特に時間をかけて里奈の匂いを嗅いだ。童貞の僕でもわかった。この匂いは香水と同じではない。一日かけて溜め込んだ里奈の体臭と、雌の発情臭が混じった匂いだ。おま×この匂い。
「どんな匂いがする?」
「……」
 この匂いを形容する言葉が僕にはない。
「臭い?」
「……ちょっとだけ」
 嘘は里奈にばれる。
「翔は正直ね」
「……」
「でも悪くない匂いでしょ」
「はい」
「この匂いは男の大好物よ。覚えておきなさい」
「はい」
 大人の女性との会話は、どうしても教師と生徒になってしまう。
「じゃあもっといい匂いを嗅がせるわ」
「……」
 里奈は白衣を着たままスカートを捲り上げ、和式トイレにしゃがむような格好で僕の顔におま×こを押し付けてきた。目の前は真っ暗、ただ強烈な匂いが僕の鼻孔を通った。
 乳製品が発酵、そして熟成していく淫靡な匂い。初めて経験する匂い。里奈が言うように悪くない匂いだ。その証拠に僕のペニスの先からいよいよ我慢汁が垂れてきた。
「舐めていいわよ、おばさんのおま×こ」
「……」
 里奈の割れ目に沿って僕の舌は動く。里奈の陰毛に絡んだ匂いを嗅ぎながら僕は舌を動かした。
「翔はスケベなのね」
「……」
 里奈の問いかけに答える余裕は今ない。
「舐めながら穴に舌を入れたりしなさい。わかった? 穴がどこにあるかどこにあるかわかる?」
「……」
 穴を探す必要なんてない。里奈の秘穴が僕の舌を導いた。雌の匂いの源に僕の舌が侵入する。発酵臭の原液は何十種類ものチーズが煉られたような味がした。この味も男の好物なのだ。
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