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犬山君
第1章 犬山君


その日から毎日のようにお昼休みは犬山君と一緒に過ごした。
犬山君の事を知る度に犬山君の事がどんどん好きになる。

もしかしたら最初から一目惚れしてたんじゃないかな…


そんなある日の事。


学校の帰りにお友達と雑貨屋さんに寄ったりしてちょっと遅くなった時。
お母さんに頼まれて家に帰る前にスーパーに立ち寄った。

お醤油…どこかなぁ…。

お醤油を探していると誰かに下からスカートを引っ張られる。


「ほえ?」

「兄ちゃんー!このお菓子買ってーー!……あれぇ…兄ちゃんじゃない…うぇッ…うああぁッ!」


スカートを引っ張ったのは幼稚園の制服を着た男の子だった。


しかも泣き出しちゃったぁ…


「わぁ…泣かないでぇ?お兄ちゃんとお買い物来たのぉ?」

「…うぇッ…うええッ…」


しゃがんで顔をのぞき込むと…アレ?なんとなく…なんとなくだけど犬山君と似てる?
もしかして…いや、まさかね…


「えっとぉ…一緒にお兄ちゃん探そう?」


そう言うと泣きながらだけど手を繋いでくれた。


可愛い…。


制服についてる名札に目がいく。


『いぬやま ゆうし』


って…この子絶対犬山君の弟さんだぁ。


「ゆうし君?お兄ちゃんのお名前言えるかなぁ?」

「ひっく…むさしぃ…」

「そっかぁ…そしたらお姉ちゃん、お兄ちゃんのお友達だからお電話してあげるね?」


犬山君と電話番号を交換していて恥ずかしくて一回も電話したことなかったけど…。

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