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犬山君
第1章 犬山君
結局ほとんど犬山君が作ってくれてカレーが完成した。
「いただきまーす!」
「わぁ…すごく美味しい」
優しいし、お料理も上手だし、顔もなかなかかっこいいし…犬山君のことみんな知っちゃったらモテちゃうかも…。
「花、ご飯粒付いてる」
「ふえ?あ…ありがとぉ…」
口元に付いたご飯粒を取ると犬山君はそれを食べた。
「ねーねー!花は兄ちゃんのお嫁さんになるのー?」
「ングッ…ゴホッゴホッ」
「犬山君大丈夫!?」
むせた犬山君の背中をさする。
なんで動揺するの!?
「ねー!花ー!兄ちゃんいっつも花の話ばっかりするんだよーそれで…フグっ」
「勇士ー?もう昼寝の時間だから寝ようか?」
犬山君は勇士君の口を塞いで隣の部屋に連れて行った。
犬山君がいつも私の話?
嬉しいかもぉ…
「眠くないのー!まだ花と遊ぶの!」
「コラ!勇士!」
勇士君が隣の部屋から走ってくると私のところに向かってきて、なんとワンピースのスカートの中に頭から入ってきた。
「ひゃッ…あ…ゆ、勇士君…駄目だよぉ…」
「オイ!勇士!何してんだよ!?」
犬山君が急いで勇士君を引っ張ると中で勇士が私のパンツを掴んでいて脱げていく。
「ふあぁ…犬山君ダメぇ…」
「げ!勇士!手離せ!」