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犬山君
第1章 犬山君
パンツは引っ張られて足をすり抜けて脱げてしまった。
「ふ…あぁ…」
脱げちゃったよぉ…
「…勇士っ!!」
「ふえ…うえええぇ!」
犬山君が怒鳴って勇士君が泣いてしまった。
私も泣きたいよぉ…こんな時に限ってさくらんぼ柄の子供みたいなパンツだし…。
「勇士!勇士は悪いことしたのわかってるな?まず、それ花に返しなさい」
「うえっ…うえぇっ」
勇士君は泣きながらこっちに来てパンツを返してくれた。
「ごめ…うぇッ…ごめっなざい…」
「うんっ、いいよ!もうこんな事しちゃ駄目だよぉ?」
「…ヒックッ…ふあい…」
頭を撫でてあげると勇士君はギュッと抱きついてきてくれた。
「花!本当にごめん!俺も無理に引っ張ったから…」
犬山君はなんと土下座をして謝った。