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犬山君
第1章 犬山君


犬山君…何も悪いことしてないのに…こんなのヒドいよ…。


「ふッ…ふえぇッ…みんな誤解してる…」


涙が溢れてしまった。


「オイ!花、どうした…あ…」


私が泣いているのに反応した犬山君にみんな注目した。
注目された犬山君は手を握り締めて口を閉ざした。


「ヒックッ…犬山君はみんなが思ってるような人じゃないもん!ふえぇッ…噂なんて全部嘘なのっ!犬山君のこと悪く言わないでよぉ!」

「どうしたー?チャイムなってるぞ?」


私は教室を飛び出した。


「花!」

「柚木!犬山!?どこいくんだ!?」


無我夢中で走るけど、あっという間に追い掛けてきた犬山君に捕まってしまった。


「花!どうしたんだよ?」

「ふえぇッ…ふええぇ…」


私は犬山君に抱き付いて泣いた。


「…花…ここじゃ誰か来るからいつもの所行こう?」


いつもの小屋に移動して犬山君が私が落ち着くまで背中をさすってくれた。
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