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犬山君
第1章 犬山君
犬山君のおかげで綺麗になってパンツも洗えたけど…
犬山君の前でお漏らししちゃうなんて…恥ずかしい…どんな顔して戻ればいいんだろう。パンツ乾くまでノーパンだし。。。
「…おい」
「は、はいッ」
「洗ったらこっち来い」
「……ふあい…」
本当は……や、優しい人だよね…?
緊張しながら犬山君のいるところに行く。
「…ここ座れ」
「…は……い」
犬山君の前の椅子を指されてそこに座った。
すると、急に脚を掴まれる。
「…ひゃあッ」
「なんだよ?さっき転んで膝擦りむいただろ?消毒するぞ」
「ぁ…はうぅ…ありがとぉ…」
犬山君は救急セットまで持っていて消毒液綿に染み込ませてさっき擦りむいたところに当てた。
「…いたぁッ」
「少し我慢しろ…おい///スカート押さえとけ…」
のけぞった拍子に脚を開いてしまってアソコを見られてしまった。
急いで脚を閉じる。
もぉ………私のばかぁ…。
「…あんまり見えてねぇから」
「…う、うん…ごめんね…ひゃっ」
「あと少し我慢な?」
「……ンッ…」
手をグーにして消毒の痛みに耐える。
「…終わり。よく頑張ったな!エラいぞ…ってわりぃ…弟の時のクセが……」
「う、ううん!ありがとぉ…」
「いや…あれ?お前…前にどこかで…あ…あん時の小学生!」
「小学生じゃないもん……」
「ごめん…タメだったんだな」
「うん…あ、あのぉ…あの時助けてくれてありがとぉ」
「いや…別にたいしたことしてねぇよ」
そう言って犬山君は照れていた。
犬山君みんなが思ってるような人じゃないみたい。