この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
犬山君
第1章 犬山君


「…よかったぁ…あの時言い損ねちゃったからずっと言いたかったんだぁ」

「…ふっ…お前名前何ていうんだ?」


犬山君は教室で見たことのない優しい笑顔でそう言った。


「え…」


あ、そうか…転入初日犬山君寝てたんだっけ…


「あ、ごめん…俺、学校の奴とまともに喋ったことなかったから名前覚えてるやついないんだ。転入生ってことは知ってるんだけど」

「そっかぁ…えっと…柚木花(ユズキハナ)です」

「花か。わかった花の名前覚えたからな」


犬山君はそう言ってまた笑った。


犬山君の笑顔好きだなぁ…


「花、昼飯食ってないだろ?」

「そういえば…」


今日朝お母さんが作ってくれたお弁当忘れちゃってお昼は買わないといけないんだった。
/30ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ