この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女
「武山君…?見つかったらみんなでアレとか乗って、時間ロスした分たくさん楽しもうね」
「え?あ!いいね!早く見つけないとな…」
長谷川さんがウォータースラーダーのような二人乗りの乗り物を指して優しい笑顔でそう言ってくれたのは、迷惑を掛けてしまって今必死な俺の心に少しゆとりを持たせてくれた。
「えっと…少しは気楽になったかな?」
「うん、長谷川さんありがとう」
気持ちに少し余裕が出来て周りが見えるようになったせいかその後すぐにあいつらを見つけて、それからはビッチ達も反省したのかわからないけど意外とあっさりと事は一件落着した。