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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女


「クスクス…」

「…トイレ…行ってくる」

「待って」

「え?」

「武山君がトイレ行っちゃったら…あたし、違う男の人と遊びに行っちゃうかも」

「すぐ戻るから!1分!1分で戻るから待っててよ!」

「嫌。1分で戻って来れるなんて武山君って早漏なんだ?」

「う…お願いします!これじゃあ、淳達とも合流出来ないよ…」


長谷川さんの印象がまた変わる。
…こんな誘惑的な子だったなんて。


「じゃあ、そこのベンチ座って?」

「え?な、なんで?」


長谷川さんはにっこりしてそう言う。
なぜか逆らえない俺は長谷川さんの言うとおりベンチに座った。

早くトイレに行かせてくれよー!

すると、隠してたバスタオルを外されて長谷川がそのバスタオルを肩にかぶった。

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