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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女


雪ちゃんに言われるがまま、とりあえずコンビニに寄った。

「涼太これ買って?」

「ん?コレ!?」

雪ちゃんが指したのはコンドーム…。

「涼太童貞君だけど…愛用のあるの?」

「…ないデス」

「じゃあ、これでいいよね?はい」

雪ちゃんに渡される。
これだけで持って行くのはちょっとな…

「…他に買うものは?」

「ないよ?それだけ。早く買ってきて」

レジ女の人しかいないし…
これ単品で買うのは気まずい。

「早くしないと、帰っちゃおうかな」

「行くよ!行けばいいんだろ!?」

「あたし外で待ってるから」

雪ちゃんは出て行った。
俺は、レジに出して会計を済ませる。

せめて…何かと一緒に買いたかった…。

店員と目を合わせずに、さっさと店を出て行った。

「初めて買ったの?」

「そうだよ!もう行こう!早く行こう!」

しかし、何でこれ買わされたんだ?
もしかして…俺とヤるため?

それなら…仕方ないなぁ!

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