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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女


帰ってから淳に報告の連絡をいれる。


「連絡先わかったなら良かったんじゃないのか?」

「…良かったけど…会えないなんて聞いてねぇよ」

「欲張り過ぎだ。まだ付き合ってないんだろ?連絡先知ってるなら長谷川がどこにいても連絡とれるじゃん」

「メールとかして平気だと思うか?」

「そこまで俺に聞くのか!?すればいいだろ?メールでも電話でも…教えてくれたってことはしてもいいってことなんじゃねぇの?」

「遊びに誘ったりするのは全然平気なんだけどさぁ…こういうのわからないんだよ…女の子と事務的な用事以外で個人的に連絡取ったことなんてないからさ」

「とりあえず俺に電話してる暇あったらメールでも送れ」

淳にそう言われて俺は早速雪ちゃんにメールを送った。
返信が来るまで正座をして待つ。

……だぁ!この時間がツラい!メール送る度にこうやって待つのか!?


これが一週間か。


何かしてなきゃもたないな。


よし、雪ちゃんと付き合った後のこと考えよう。

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